6月23日。
この日は梅雨の晴れ間。気温・湿度は高めで、外に立っているだけで汗をかきます。。。
翌日から天気も下り坂。
空を見るとウロコ雲。恵みの雨は欲しいけれど、大荒れになりませんように…。
さて、今回は農事組合法人いなしろにお邪魔しました。前回大坪集落にて人力による田車をお伝えしましたが、今回はエンジン付き田車を使用した除草をお伝えします(^-^)
この田車はローラー(ギザギザ)部分が5か所ついています!一気に5列分除草ができるんです。そしてエンジンが付いていることでローラーの回転も速い。
ただ、稲が詰んでいる箇所(この写真では手前と奥側)は稲がローラーに巻き込まれるため機械が入れません。また、ギリギリまで田車を使用しますが、20㎏近くある田車を担いで方向転換します。100%機械には頼れないのです。
農事組合いなしろ 小池さんによると、“コナギ”“ウリカワ”“クログワイ”が多いと。
こんな風に今はまだ水面からのぞいていないものあります。
そして雑草を一つ抜いて見せていただきました。
これはクログワイです。書物によると芽が除草剤で枯死しても茎に養分がある間は芽が伸びるらしい…。イタチごっこです。
田車の使用前(左)と使用後(右)はこんなにも違います。稲と稲の間の雑草が見えなくなっているのが分かりますか?
秘境奥島根弥栄こしひかりは使える除草剤・使用量が限られています。これは人体にとって安心安全であるが故。このひと手間も美味しいお米が出来るための作業なんです。