9月17日、台風の影響で午後から強めの風と雨。稲刈はひとまずお休みです。
この日はお宮の総代さんと地域の方が午後から集まり、長安八幡宮にてしめ縄作りが行われました。
これは、9月24日に行われる長安八幡宮例祭の前に、年に1度行われる行事です。
最近では、稲の“はぜ干し”をされる方が減っています。しめ縄は毎年、はぜ干しされた農家さんから寄贈していただいた貴重な藁(わら)で作られています。
このしめ縄を作る後継者も不足してきているそう…
貴重な作業をのぞかせていただきました。
流れ作業的に、分かれて作業しておられます。
太いしめ縄はこんな風に4~6名で作るんですね。ひたすらネジネジ(@_@
昔は日常で藁を使い、縄を編んでいましたが、この日常で使われる縄(今で言うロープなど)は右ねじり「右綯い(みぎない)」、神様への特別なもの(しめ縄)は左ねじり「左綯い(ひだりない)」で作られています。
初めて知りました…。
そして、こちらでは、細い縄を途切れることなくネジネジ。少量の水を手に付けながら藁を編んでいました。
こちらでは、七五三(しちごさん)と呼ばれているものを作っておられます。
“ぼんぼり”を作っておられる方。
ネジネジした後は手作業ではみ出ている藁(わら:ヒゲ)をハサミで整えておられました。
しめ縄作りは年に1度きり。非日常的な行事に参加・見学させていただきありがとうございました。
後継者を作り例祭を地域で守り続けたい。そんな思いが伝わってくる1日でした。