2017年12月13日。
近所で“むしろ”を編むという情報が入ったので早速見学へ。
むしろとは…
【藁(わら)やイグサなどの草で編んだ簡素な敷物(Wikipediaより)】
お邪魔したとき、弥栄町で唯一“むしろ”が作れるという方(師匠)が、「むしろばた(むしろを編む道具)」を使い約20センチ慣れた手つきで編んでおられました。
この「むしろばた」、大工さんが古いむしろばたから再現されたとのこと。
来年、干し野菜を作るための敷物として、この冬の間に準備をされています。70~80歳代のおじいちゃん、おばあちゃん世代ですが、皆さんむしろは編んだことがないそうです。みんなでむしろ編みを習い、良い風習として残したいという想いもあるんですね。
一見、簡単そうに見えるものの、いざ編んでみるとなかなか思うようにはいかないものですね。端の始末も機械ではなく手作業です。
機械化されているこの時代にこの作業をとおして、「昔の人はよう(よく)考えたねぇ」と私も含め、みんなで話をしました。
この土地で教えてもらえることを次世代にも繋いで残していきたいですね。