7月2日、長安八幡宮にて夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)祭が執り行われました。
この儀式は本来、水無月(6月)晦日(30日)に行われます。
夏の暑さに向かい、心身の疲れ、気の衰えなどにより病気や災難を受けやすくなるため、この日に罪穢れ(つみけがれ)を祓い去り、新たなる息吹と活力を回復して、残る半年の生活を切り開いていくという意味が込められているようです。
この日お参り出来ない方にも、各家庭に送られている人形代(ひとがたしろ:紙に人の絵が描かれているもの)へ名前・年齢(数え年)を記入し、頭・胸・腹・両手・両足、また特に悪いところを撫で、息を吹きかけ、総代さんへ託します。
そして、この人形は茅(かや)の舟へ入れられます。この祭典のあと、帆を付け川へ流すのです。
祭典が始まり、総代さん・一般の方と共に私もお参りしてきました。
そして、小学校2年生“ちーちゃん”コンビで神子舞。
立派に務められました✨
お宮の中の祭典が執り行われた後、外へ出て茅の輪(ちのわ)をくぐります。
この輪は、漢字にもあるとおり、『茅(かや)』で作られています。
宮司さんを先頭に、楽人の方、神子さん、総代さん、一般の方と並びくぐっていきます。
茅の輪の作法を知らない奥島根Ⓡ。茅の輪をくぐる際、今思えば、全て右足からまたいだ気がします…💦
毎年行われる伝統行事。当日お参りされる一般の方は減ってきているように思います。
祭のいわれ、伝統行事を残すためにもたくさんの方に参拝していただきたいですね(^-^)